【 寄道 】良寛記念館・墨宝展

 出雲崎町にある良寛記念館の60周年記念に「良寛墨宝点」が開催されたので、2025年9月に訪れた。以前2023年に訪れた際は館内展示物の撮影ができなかったが、今回は遺墨、自画讃、御絵伝、遺品ならびに良寛像などの展示品が間近に見られ、かつ撮影が許された。
 また、展示物の図録が発行されたため、遺墨の読み下し文、意訳、解説ならびに日本画壇の巨匠たちが描いた良寛御絵伝の作品説明などにより、また一歩良寛さんを知ることができた。

良寛記念館60周年を記念して発行された
図録の表紙
良寛自画賛の「大黒天図」
万宝は一心にあり打ち出す者もまた心なり
良寛記念館夕日の丘にある良寛と子どもら
内部展示内部展示
良寛上人像 茂木弘次
ショウーケース内
全身像 図録より良寛像
良寛和尚像 安田靫彦
紙本軸装
良寛像 作者不明 乾漆
安田画伯から寄贈された
良寛托鉢像 遍澄画
蔵雲讃 紙本軸装
南無阿弥陀仏 紙本軸装南無阿弥陀仏 釈良寛書 
図録より
天満宮 紙本軸装
出雲町の天神講で飾る
ために書いてもらった
今日じきを乞うて驟雨に逢い暫
回避す古祠こしの中笑うべし一
嚢と生涯生涯しょうさいたり
破家の風はかのふう
窮谷きゅうこくに佳人有り容姿閑かつ
雅なり長嘯ちょうしょうして待つあるが
如く独り立つ脩竹しゅうちくのもと
凄然せいぜん夜すでに久しく白露衣装
をうるおす庭際ていさい何れの所にか
ある唯聞く草虫の声
「春日」田中以知庵 御絵伝 紙本軸装この宮の森の木下こしたに子どもらと
   遊ぶ春日はるひは暮れずともよし
「良寛と貞心尼」安田靫彦 御絵伝 紙本軸装七十歳の良寛と三十歳貞心尼 初対面の図
「田中の一つ松」川合玉堂 御絵伝 紙本軸装「筍を慈しむ」郷倉千靱 御絵伝 紙本軸装
「月の兎歌意」小川芋銭 御絵伝 紙本軸装「玉島の修行時代」小林古径 御絵伝 紙本軸装
「良寛堂暮色」棟方志功 御絵伝 紙本軸装「寂夜」野田九浦 御絵伝 絹本軸装

良寛堂と良寛記念館の設立に関わった,佐藤耐雪翁が昭和5年の「良寛百年忌法要」の際、
良寛の主だった逸話を後生に伝えるために、安田靫彦画伯を中心とした当時の日本画壇の巨匠たちに依頼して描いていただいた画である。   上の御絵伝画は図録から複写

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