信濃川・千曲川源流の里 南牧村

 南牧村は西に八ヶ岳連峰を境として茅野市に、東は川上村、南相木村に接し、南は山梨県北杜市に、北は小海町に接しており、平均標高1,200mの冷涼な高原にある。

 千曲川は南牧村の東を小海線沿いに南北に貫流し、そこに八ヶ岳から派出する矢出川・板橋川・杣添川・湯川などが合流する。
            「むらのはじまり」南牧文庫より

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南牧村の野辺山原の西に広がる八ヶ岳連峰、ここから流れ出た矢出川・板橋川・杣添川・湯川
などが千曲川に合流する。県界尾根は太平洋と日本海との分水嶺になっている。
南牧村の東の分水嶺は佐久市の浅間山まで続く。 飯盛山から野辺山宇宙電波観測所と浅間山を望む。
飯盛山登山口の平沢峠に日本の分水嶺
の看板がある 後方が八ヶ岳連峰
野辺山高原にあるJR鉄道最高地点
標高1375m
小海線の野辺山駅
野辺山駅のハイブリッドカー
蓄電池からの電力とディーゼル併用
矢出川公園と南牧村農村文化情報交流館
信濃川水系千曲川 国土交通省野辺山
雨量観測所 を野辺山原に偶然見つけた

高原野菜と畜産

 かって野辺山の地は不毛地として知られ、火山灰土と厳しい気象条件や湿地等、およそ作物のできる土地とは縁のない劣悪地帯でした。この中にあって戦前・戦後幾多の先駆者たちが失敗を繰り返しながらもたゆまぬ努力を重ね、今日全国にその名を知られる有数の野菜産地となりました。           「南牧村の農業」南牧文庫より

昭和20年~昭和30年の開拓写真が「農業文化情報交流館」に飾られていた。
野辺山原の原生林の伐採時の写真はなかったが、人力による伐根と抜石の様子に苦労が偲ばれる。
この付近には牧場があったのに、馬も牛も使えなかったのだろうか。

人力による抜石

神楽桟かぐらざん神楽山かぐらざんが正しいようだ
長い柄の先の太い軸木に綱を巻き取り
ながら伐根
人力による伐根白菜は木箱に詰めて出荷

 平成6年の作物の類別作付面積は野菜が1,448ha(54%)で、この内白菜548ha、レタス486ha、キャベツ273ha の3種で90%を占める。
野菜以外では飼肥料作物が1,170ha(44%)で、この内牧草が80%を占める。          「南牧村の農業」南牧文庫より

土おこしの後レタス苗を植えるための
うねたて」マルチ張も一緒に行っていた
畝たて後の畑
2023年5月12日ヤマナシ満開
ハウスの中で育苗された苗が定植された
定植後によく育っていて、その上に
霜よけだろうかカバーがかかっていた
1戸当たりの経営耕地面積 4ha 
長野県の5倍、川上村の1.5倍
農産物販売金額500万円以上が半数
を占める
H6年白菜の作付面積548ha
出荷量43,000トン
H6年レタスの作付面積486ha
出荷量15,800トン

 飼肥料作物の作付面積のうち牧草が80%を占め、牧草地が広い面積を占めているが、粗生産額で見ると、生乳11億7千万円、肉用牛2億円で野菜の総額67億円にくらべて少なく、全体の粗生産額の13.7%にすぎない。

野辺山原の牧草地
右の木はヤマナシの木
野辺山原の牧草地、左奥はソーラーパネル
とその下にハウスを新設中

野辺山宇宙電波観測所

 一般的な望遠鏡は光学望遠鏡と呼ばれ、星や銀河のように光を放つ天体を捉えます。電波望遠鏡では、光学望遠鏡では見えないガスや塵(星間物質)が集まっている所を観測でき、星間物質の分布がわかります。
 国立天文台野辺山では、電波を観測することによって宇宙の謎を解き明かす「電波天文学」の研究を進めています。
同所のパンフレットより

野辺山宇宙電波観測所の看板ミリ波干渉計と45m電波望遠鏡
6台の望遠鏡をつなぎ、最大で直径600mの
電波望遠鏡に相当する観測ができる
現在運用を終了
1982年の完成から50年以上第一線で
活躍を続け、未知の宇宙を切り開く研究
で威力を発揮しています
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