燕・三条の金属加工産業は、江戸時代初期、信濃川の氾濫に苦しむ農民の副業として和釘の製造が奨励されたことから包丁、小刀、土農具、大工道具などの打刃物や、錠前などの建築金物を生業とする鍛冶職人が活躍の場を広げていった。
現在では、それらの伝統を受け継いだ、鍛造加工・プレス加工・金型製造・金工技術などの多様な加工技術が集積した製品が造られている。
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| 燕三条地場産センター 物産館 ここに、下記の物産が展示されている | 右手前が和釘で江戸時代に副業として始まり 現在の燕・三条がものづくりの街になった |
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| 包丁 | ハサミ |
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| 急須とぐい吞み | 花瓶と薬缶 |
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| コップ | スプーン、フォーク |
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| 爪切り | ヤスリ |
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| 斧 | 鉈 |
平成25年にここで造られた和釘(約20万個)と野鉄金物(約8万個)が伊勢神宮の式年遷宮用に納められたという。
槌起銅器は一枚の銅板から職人の手によって打ち出される銅器で、銅を叩いて延ばすのではなく、叩きながら縮めていく。
1816年創業の「玉川堂」の槌起銅器は、無形文化財、伝統工芸品に指定されている。
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| 玉川堂のコップとぐい呑み | 玉川堂の薬缶 |
実際に金属加工の現場を見たくなり、SUWADA OPEN FACTORYを訪ねた。爪切りの部品加工・研磨、研削、刃付け・合刃、検品の各工程を見学した。
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| OPEN FACTORYは見学コースとショップ、 カフェ、レストランが併設されていた | 1926~1975年の商品をケースに展示 |
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| 鍛造された材料 ケースに展示 | 組立 ケースに展示 |
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| 研削・研磨 | 研磨 |
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| ヤスリを使用、 手作業の工程数は50に及ぶという | 全数検査で検品 |
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| ショップの販売品 後方は田園地帯と弥彦山 | ショップの販売品 積層鋼材(ダマスカス鋼)で作られたぐい呑み |
『信濃川紀行』を作成した記念に爪切りとぐい呑みを買い求めた。
ぐい呑みは金属製とは思えない口当たりの良さと酒を入れた時に素敵な紋様が浮かび、新潟のお酒が一段とおいしく感じられた。
ぐい呑みの材料に使われているダマスカス鋼は、主に刃物として使用されている硬い金属で、その材料で柔らかな曲線を再現するのは非常に難しい。熟練職人による絞り加工と、卓越した研磨の技術により器が誕生した。 同社の商品説明書
























