富倉オヤマボクチそば

 富倉そばとは長野県飯山市富倉に伝わる、つなぎにやまごぼう(オヤマボクチ)を使ったそばで、飯山市はこれを「飯山市選択無形民俗文化財」に指定している。

 つなぎにオヤマボクチを使ったそばに、最初に出会ったのは、たしか、湯田中温泉近くの「道の駅やまのうち」だったと記憶している。腰が強いおいしいそばとして記憶に残った。
 富倉のオヤマボクチそばを知ったきっかけは覚えていないが、初めて訪れたのが2017年5月のことだった。この時に「はしば食堂」でオヤマボクチそばを食べて、しかも新緑に包まれたこの集落に魅了された。
 その後「信濃川紀行」に掲載すべく何回か通ったが、「はしば食堂」は閉鎖されていた。
そこで、古い写真をもとに富倉のオヤマボクチそばをまとめてみた。

富倉集落は飯山市と妙高市を結ぶ国道
292号線沿いにある
訪れたのは2017年5月16日でオヤマボクチ
そばが目的だったようだ
国道292号線とトンネルこの手前から
左折し、富倉集落に向かう
新緑に包まれた富倉集落の景色
に魅了された
茅葺の姿を残す屋根、背丈が20mを越す
杉が寄り添う
鐘楼がある風景
そばのつなぎになるオヤマボクチも
ここらに生育しているのだろう
新緑に包まれた集落
若緑の大木が集落を彩る沢沿いに咲くフジが花盛りだった
富倉集落のはしば食堂 オヤマボクチそば
と笹寿司がメニューだった
はしば食堂は3年ほど前から閉店になった
当日オヤマボクチをつなぎにしたそばを
食べるために訪れたが、食べ散らかしの
写真しか残っていなかった
部屋での食事蕎麦そばには麦なしではそばにならないのに
オヤマボクチを代用した。
しかし小麦が取れないところに田んぼに
出会えるとは思わなかった
オヤマボクチの漢字名は雄山火口おやまぼくち
キク科ヤマボクチ属で山野に生える
高さ1~1.5mの多年草でアザミに似る
頭花は直径4~5㌢で頭状花は暗紫色
葉の裏に白い綿毛が密生する
この綿毛をそばのつなぎにした、
葉1㎏から4~5gしか取れなかった

 富倉には2年後の2019年3月20日にも訪れ、雪融けを待つ集落の写真が残っていた。
この時には「はしば食堂」はあったはずだが、そばを食べていない。

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