半過岩鼻・塩尻岩鼻 

 千曲公園の下にある千曲川に向かっての絶壁を半過岩鼻はんがいわばなと呼ぶ。
遠い昔対岸の塩尻岩鼻しおじりいわばなと続いており上田盆地は一面の湖だった。
 その湖の西にねずみがはびこり田畑を荒らしたので唐猫を集めて追わせた、逃げ場を失ったねずみは岩山を食い破り、湖の水は千曲川となって流れ出し一帯は陸地になったと言われる。               千曲公園の看板より

試みに、半過岩鼻の後方の送電塔の標高650mと対岸の塩尻岩鼻の尾根の標高650mの
尾根同志を接続させてみると、広大な湖になり、湖面は佐久の御影橋付近まで広がって
いたことになる。
 もし、半過岩鼻の頂上と塩尻岩鼻が尾根伝いだったとすれば、湖面標高は530mになり、
湖は鹿曲川かくまがわに達し、いずれにしても巨大な湖だったことが伺える。
                       上田大橋下流の左岸から撮影
半過岩鼻は柱状節理が発達した
石英角閃石ひん岩で崖の高さは約120mで
平坦な崖上面には河床礫が見られるという
塩尻岩鼻は緑色凝灰岩(グリーンタフ)
で地質差異があるのは千曲川断層による
橋脚が見えるところが旧国道18号線
現在は国道18号バイパスとしてトンネル
内を通る
左岸からの千曲川と塩尻岩鼻

半過岩鼻の上にある千曲公園千曲公園にある「千曲之清流」石碑
千曲公園から千曲盆地を望む、かってはここが大きな湖だったという
橋は上田大橋 後方に上田駅と北陸新幹線が見える
湖の西にねずみがはびこっていたといわれる
所にはねずみ、鼠宿の名が残っている
両方の岩鼻の下流には鼠橋がかけられている
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